ナメクジとの闘い
闘いの始まりにあたり
当然ですが、ひたすら虫の話が出てきますので、苦手な方はご注意ください。
また、虫を殺して楽しんでいる表現がありますが、決してサイコパスではなく、楽しむことで終わりのない虫との闘いin田舎を精神的に楽にするためです。
ナメクジは、雌雄同体であり、自家受精も可能ですので、必ず殺しましょう。
必ずです。一匹たりとも残すことは許されません。
ナメクジを確実に殺すもの
結論として「竹酢液(原液)」「酢」は確実です。
夫曰く「ダンゴムシなどを寄せ付けないと謳われている粉末のものもいける」とのこと。
酢について
酢については一般的な、料理用として販売している、あのお酢で大丈夫です。
ただ、結構使いますのですぐなくなるし、なによりもったいないのであんまりおすすめしません。突然ナメクジを発見してしまったとき用が良いと思います。
竹酢液(原液)について
※芝生にかけると枯れるので注意してください。家の芝は局地的に枯れました。
我が家で使っているものは、カインズで398円で売っているものです。
ただ竹酢液はマジで臭いので、手袋をマジでおすすめします。
そもそも竹酢液とはなにかというと、
竹酢液(ちくさくえき)とは、竹を蒸し焼きにして炭化するときに煙突から出る排気ガスを採取し、それを冷却することで液化させ収集したもの。木酢液の類型のひとつである。
ということでかなりスモーキーな臭いがします。臭いです。手とか服につくと、軽く洗った程度じゃ落ちないので、最初から手袋をはめて触ると良いと思います。
ちなみに当然ですが、かがみ気味で作業をしますので、スカートだと危険が多いです。ズボンをおすすめします。
そして、最初はペットボトルからそのまま原液をぶち撒けていたのですが、あまりにも効率が悪く飛び散るので、100円ショップで以下の掃除グッズを購入。
このブラシは使いませんが、右の細く液体が出るノズル、かなり重宝します。
空気が入っていかないので、どんどんペットボトルが凹んでいって、時々緩めてあげないといけないのが難点ですかね。
そして、かける量ですが、最初は観察しておいて、程度を掴んでください。
わたしは絶対に殺したいので、数滴かけて、更に触覚が出なくなるまでかけます。確実に殺せます。
ちなみに、カタツムリにも効きます。カタツムリはナメクジに比べると随分と可愛く感じますが、どちらにせよ草を食うので殺します。
ナメクジは木酢液をかけてもしばらくのたうちまわって1〜2分かかる印象がありますが、カタツムリは割りと一瞬で溶けます。
やはりカタツムリはナメクジに比べると、死に方も可愛く感じますね。
最近買った期待の持てるもの
カインズ、ビバホーム共に1000円ちょいだったと思います(失念)。
こちらは成分のリン酸第二鉄がナメクジに効くとされています。
以下のブログを参照したのですが、なぜ効くのかは謎らしいですね。死体をさばくと内臓が溶けていたようなので、なんだか素敵な死に方ですね。
つい先日買ったので、彼奴らの内臓が溶けるのが待ち遠しいです。即効性ではないので、気長に待ちましょうね。
その他ナメクジ殺に試したもの
・虫コロリアース
こいつは効かないです。しばらくかけ続けてみましたが、かなーり量をかけても死ぬ印象はありません。
後述するシリコンスプレー(右後ろの缶)をかけて死ななかったので、虫コロリアースをかけたところ、洗い流されてしまって元気になってしまいました。
もともと家に巣食ったアシナガバチ用に買ったので仕方がないところもありますが。アシナガバチは死にます。
ちなみにダンゴムシも死にません。死ぬ前に逃げます。
・パーツクリーナー
モノタロウで買った激安パークリは、しばらーーーーくかけ続けると、気化熱で死ぬのかと思います。
ゴキブリやその他油で表面を覆っている虫は割りとすぐ死ぬのですが、ナメクジには即効性はありませんね。
ただ粘液が出ないので見た目のマシさはこれが一番かと思います。
・シリコンスプレー
丁寧にかけておくと、しばらくして死にます。粘膜が固まるからなのかな?
ナメクジの殺し方・死に方
※この辺から気持ち悪くなるので、苦手な人は見ないでね。
竹酢液をナメクジにぶっかけると、のたうち回って粘液を出しながら死んでいきます。かける量が少ないと、のたうち時間が伸びてしまって、あたり一面に白く濁った粘液が広がるので、芝などのダメージを考えない限りは、触覚が出せなくなる程度にかけたほうが良いと思います。
上でも書きましたが、一匹でも残してしまうと、生殖が可能ですので増える可能性があります。必ず見つけたら殺しましょう。
ナメクジは別のナメクジの死体を食べることもあるので、少し時間を置いて見に行くと集まっていることが多くあります。殺すときはちょっと経ってからもう一度殺しに行ってくださいね。
また、翌日などにも死体にのっかっていることがありますので、殺した場所は必ず翌日も確認すると良いかと思います。そして殺しましょう。
その他家に出てくる虫達の殺し方
・ダンゴムシ
パークリで追いかけて殺す(時間がかかる)。
夫は剪定はさみで半分に切ったりしてますがキモいのでNG…
・ゲジゲジ
何をかけようとしても動きが早すぎて殺せない!
虫コロリアースをかけたりパークリをかけたりしてますが、わたしの動きが遅すぎて死体を見れたことがありません。
草を食べてる感じはないので、まあ良いんですけどね。
・なんかの幼虫
パークリor虫コロリアース
虫コロリアースはどちらかというと薬剤が染みこんで死ぬ感じなので、そんなにたくさんかけなくて良いんですけど、ついね。
・蛾の毛虫
バジルと大葉にくっついています。葉の裏や根本に巣食ってますので、全部引き剥がして潰してます。
・アリ
パークリをゆっくりかけます。勢い良くかけると飛んでってしまうのでね。
アリの巣コロリをしかけてますが、減る気配はないですよね、正直ね。
車の中に発生してしまった時は、①まずバルサンを炊いて、窓ガラスのボンネット側をよく歩いていたので、②次に小さいアリの巣コロリ的サムシングをしばらく貼り付けたところ、最近姿を見なくなりました。
結局のところ対処療法でしかないけどね
結局虫は数で勝負みたいな生存競争を仕掛けているので、何をやっても無駄感はありますが、わたしの大切な食べ物である、大葉とバジルとミント(こいつはほとんど虫害には会いませんが)を横取りされるのも、人が家賃を払って住んでいる家にぬくぬくと居られるのもムカつくのでwとりあえず殺します。
最近は毎夜20〜40匹くらいのナメクジを殺して回っていたので、減ってくれるだけありがたいです。
こんなに大量に出てきているのは、まちがいなくお隣の空地が草ボーボーだったので、腐った葉っぱや湿気や何やらで寝床がたくさんあったからだと思われますので、まずお隣の空地の雑草を刈ることから始めないといけません。
ただ、空地といえども基本的に誰かの土地であることは間違いないので、勝手に入って刈ったりすると、ご近所トラブルに発展する可能性があります。
まずは住んでいる市区町村の役場に問い合わせることから始めたほうが良いと思われます。
わたしの住んでいるところに電話したところ、
「電話もしくは手紙での連絡になります。連絡した時に一番言われるのが、『梅雨が終わってから刈りたい』ということなので、対応が遅くなるかもしれません」
とのことでした。
ありがたくも市役所に連絡をして3日と経たずにとりかかっていただけたので、今のところお隣は草もない空地と化しました。
雑草は虫も増えますが、それを狙って鳥もわんさか来ますし、そうなると糞の被害もすごいです。更に、花粉症を引き起こすことももちろんありますので、人間の住む土地であるなら、なるだけ雑草はないに越したことはありません。
東京は池袋よりこのクソ田舎に引っ越してきて3年目、今のお家は1年足らずですが、虫や草に対するリソースの割かれ方が本当に半端ないです。
人のお家を借りて住んでいるので、もはや芝生とゼラニウムと謎の丸い植木の手入れは義務なのですが、夏なんて芝生毎週刈れとかなんの苦行なんだと思いながら行っています。
せっかく忙しなさがどこにもないと言われるクソ田舎なので、どうにか心は平穏に暮らしたいものです。